・子どものプログラミングは何歳から始めるのがベスト?
・小学校の高学年以降だともう遅い?
・プログラミング学習の始め方って?
プログラミング教育が必修化され、プログラミング学習に興味を持つ家庭も増えてきました。
そこで気になるのが、プログラミングは何歳から始めるのか、ということ。
子どもが幼いうちは「まだ早いかも?」と踏み切れないこともありますし、
ある程度子どもが大きくなっているなら、「今から始めても遅い?」と心配になるかもしれませんね。
プログラミング学習を始めようと考えているパパママは、参考にしてみてください。
目次
子どものプログラミングは何歳から始めるべき?
子どものプログラミングは何歳から始めるべきなのでしょうか?
具体的には、プログラミング学習ツールが充実する4~5歳くらいです。
ご存知の方も多いように、脳の大部分は幼児期に完成します。
プログラミングを学ぶことで、
・論理的思考力を身につける
・問題解決能力を身につける
・創造力や発想力を育てる
といったメリットが期待できますが、
年齢の低い幼児期からプログラミングに触れることで、このような力をグングン吸収することができるのです。
要は、幼いうちから「自分で考えるクセ」がつけられるんですね
プログラミングを始めるのは小学生や中学生じゃ遅い?
プログラミングは早い内に始めた方がいい!と述べましたが、
「うちの子はもう小学校の高学年だけど、プログラミングを始めるには遅い?」と心配する必要はありません。
反対に、「小学校に上がる前にプログラミングを習わせないと!」と焦ることもありません。
成長の度合いや興味関心は、子ども一人ひとり異なります。
プログラミングを始めるのにも、その子に合ったタイミングがあるのです。
足し算や引き算、掛け算など、基本的な算数ができるようになってからの方がプログラミングを学びやすい、という考え方もあります
また、年齢によってプログラミング学習として取り組む内容も異なるので、いつから始めても年齢に適した学習をすることができます。
子どもの成長や興味を見ながら、プログラミングを始める時期を見極めてみてくださいね。
子どものプログラミング学習方法は?
それでは、子どもにプログラミングを学ばせるには、どうすればよいでしょうか。
プログラミングの学習方法としては、大きく分けて次の3つがあります。
・プログラミング要素のあるおもちゃを使う
・プログラミングの無料アプリを使う
・プログラミング教室に通う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
プログラミング要素のあるおもちゃを使う
幼児期の子どもや、プログラミングの学習にまだあまり興味を持てない子どもなどは、
プログラミング要素のあるおもちゃを使ってみるのがおすすめです。
たとえば、簡単なプログラムでロボットを動かしたり、ブロックを並び替えてコースを作ったりするものです。
遊びながらプログラミング的な思考を身につけることができるので、パパママも構えすぎずに始められそうですよね。
プログラミング教育の必修化により、プログラミングを組み込んだおもちゃもどんどん増えてきています。
子どもが興味を持って遊んでくれるものを探してみましょう。
プログラミングの無料アプリを使う
プログラミングの学習アプリもたくさん配信されています。
有名どころだと、
・Scrach (スクラッチ)
・Viscut (ビスケット)
・タイルズ
などでしょうか。
内容はアプリによってさまざまですが、子どものレベルに合うものが見つかるはずです。
アプリの魅力は、タブレットさえあれば手軽にできるという点です。
ごはんができるまでの間に、宿題のついでになど、気が向いたときにプログラミングと触れ合うことができます。
無料のものも多いので、子どものプログラミングへの興味を探る意味でも一度インストールしてみてくださいね。
プログラミング教室に通う
プログラミングの知識をきちんと身につけて欲しい、子どもの可能性をもっと伸ばしたい、というのであれば、
プログラミング教室に通うことを検討してみましょう。
専門的な知識のない親がプログラミングを教えるには、やっぱり限界があります。
教室に通う友達の存在が刺激となって、学ぶ意欲が増すことも。
低年齢の子どもが遊びの延長で学べるプログラミング教室や、ロボットプログラミングをメインにした教室、
あるいは本格的なプログラミング言語を用いる教室など、対象年齢や教室のスタイルによってカリキュラムもさまざまです。
まずは無料体験教室などを利用して、子どもの適性や興味を確かめてみることをおすすめします。
子どもにプログラミングを習わせる際の注意点
繰り返しになりますが、子どもがプログラミングを始めるのは何歳からでも遅くありません。
ただし、プログラミング学習を始めるにあたっていくつかの注意点もあるので、頭に入れておいてくださいね。
費用がかかることがある
プログラミング学習を始めようと思ったら、少なからず費用がかかります。
プログラミング教室はもちろん月謝が必要ですし、無料のアプリでも課金をすることもあるかもしれません。
プログラミングに限ったことではありませんが、新しく何かを始めるにはやはりお金はかかります。
すぐに結果が見えるわけではない
プログラミング学習を始めたからといって、すぐにプログラミング的思考が身につくわけではありません。
特にプログラミングは、水泳や体操教室などと異なり、成長が目に見えにくいもの。
「プログラミング学習をしている意味があるんだろうか?」と不安に思うこともあるかもしれませんが、
子ども本人が楽しんでいるのなら長い目で見守りましょう。
思考力や創造力の芽がきっと育っているはずです。
子どもの興味がなければ身につかない
いくら親が熱心になっても、子どもに興味がなければプログラミング学習は身につきません。
やる気がないのに無理やり教室に通わせても、ただ月謝がかかるだけになってしまうでしょう。
もし子どもがプログラミングに興味を示さなければ、時期を改めるべきかもしれません。
親にできるのは、子どもの興味関心を維持できるような学習ツールやプログラミング教室を選ぶことです。
焦らずに子どもの気持ちを尊重してあげてくださいね。
子どものプログラミングは何歳からでも大丈夫!
論理的思考力や創造力をより伸ばすためには、早いうちからプログラミング学習を始めた方が効果的です。
しかし、子ども本人のタイミングも大切です。
プログラミング学習は何歳からでも遅すぎることはないので、子どもが興味を示しているならぜひ始めてみてくださいね。
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