・小学生でも独学でプログラミングを勉強できる？
・独学におすすめのツールは？参考書？アプリ？
・独学でもプログラミングスキルは身につく？
小学校でもプログラミングが必修化となり、習い事としてプログラミングを始める子どもも増えてきました。
うちの子もプログラミングに興味がありそうだけど、プログラミング教室は高いしなぁ…
そんな方にとって選択肢となるのが、独学でプログラミングを勉強するというもの。
子ども向けのプログラミング学習ツールも充実しているので、お子さんに合う方法がきっと見つかるはずです。
目次
小学生でもプログラミングを独学で学べる？
結論からいうと、小学生でもプログラミングを独学で学ぶことはできます。
今はプログラミング学習のツールも多く出ていますし、そのレベルもさまざまです。
プログラミングがはじめての子どもでも、独学でスキルを身につけることは不可能ではありません。
プロに習うよりもコストはかかりませんし、自分のペースで学べるのも独学のメリットですよね。
プログラミングを独学で学ぶ際の注意点については後述するので、目を通してみてくださいね。
小学生がプログラミングを独学で学ぶ方法
それでは、小学生がプログラミングを独学で学ぶにはどんな方法があるでしょうか。
【小学生がプログラミングを独学で学ぶ方法】
・参考書で学ぶ
・プログラミングアプリで学ぶ
・プログラミング学習サイトで学ぶ
・YouTubeなどの動画サイトで学ぶ
それぞれ見ていきましょう。
参考書で学ぶ
小学生がプログラミングを独学で学ぶ方法としてまず挙げられるのが、参考書や学習書を使うというもの。
子ども向けの参考書ではわかりやすくイラストや漫画などで解説しているものも多くあります。
はじめに参考書でプログラミングの概念や考え方などを学んでいれば、アプリや動画で実践的にプログラミングをしてみる際も理解を深めやすいはず。
わからないことがあったとき読みたいページをすぐに開けますし、パソコンやタブレットでプログラミングをしてみる際にも紙の本の方がスムーズですよ。
プログラミングアプリで学ぶ
プログラミングアプリも、独学での学習ツールとしておすすめです。
アプリでプログラミングを勉強するメリットのひとつが、ゲーム感覚で取り組めるということ。
子ども向けのプログラミングアプリは、ブロックを組み合わせてキャラクターを動かしたり、簡単なアニメーションを作ったりといったものになります。
遊びながらプログラミングに関する基礎的な知識を身につけていくことができるんですね。
プログラミング学習サイトで学ぶ
キーボード操作を覚えて欲しい場合、プログラミング学習サイトを使ってみましょう。
学習の内容はプログラミングアプリと大きく変わりなく、ゲーム感覚で取り組めるものがほとんどです。
しかし、学習サイトはPCからもアクセスできるため、必然的にキーボードやマウスの操作をすることになります。
YouTubeなどの動画サイトで学ぶ
YouTubeなどの動画サイトも、プログラミングを独学で勉強する際に助けとなるでしょう。
動画と音声で説明してくれるので、授業を受けているような感覚で利用できるのが動画サイトのメリットです。
繰り返し視聴できるので、むずかしいところや苦手なところも理解を深めやすいですよね。
「プログラミング 小学生 解説」などのワードで動画を検索すると、解説動画がたくさんupされていますよ。
小学生がプログラミングを独学で学ぶときの注意点
小学生でも、上記で紹介したような方法を使えばプログラミングを独学で学ぶことはできます。
しかし、独学だからこそ注意したい点も。
プログラミングを独学で学ぶなら、次の注意点も押さえておいてください。
【小学生がプログラミングを独学で学ぶときの注意点】
・集中力が続きにくい
・わからないところを教えられない
・ネット依存に注意する必要がある
順番に見ていきましょう。
集中力が続きにくい
プログラミングを独学で学ぶ際に注意したいことのひとつが、集中力が続きにくいということです。
算数や英語といった一般的な教科とは違い、ゲーム感覚で取り組めるプログラミングは、子どもが夢中なりやすいといえます。
しかし、どれだけ集中して取り組めるかには個人差があるもの。
プログラミング教室では講師の先生や友だちの存在があるため、気を引き締めてプログラミングに向き合えますが、独学だとダラけてしまうこともありますよね。
リラックスしてできるのは自宅での独学のいいところでもありますが、特に年齢の低い子どもにとってはメリハリをつけて学ぶのがむずかしいところでもあります…
集中してプログラミングを学ぶためには、ちょっとしたルールや工夫が必要です。
・１日○○分、と時間を決めておく
・親の目の届くところで学習する
・ゲームや漫画など誘惑となるものが目に入らないようにする
など、子どもが集中できる状況を整えてあげてください。
わからないところを教えられない
プログラミングを独学で学ぶ場合、わからないところを親が教えられない場合があることも考えておきましょう。
仕事や家事で忙しくて、子どものプログラミング学習のフォローまで手が回らないこともありますよね。
また、私たち親世代は、プログラミングに触れたことがない方も多いはず。
プログラミングの勉強が進むほど、その内容もだんだんむずかしくなってきます。
「ここはどうするの？これであってるの？」と子どもに聞かれても、正しく教えられるのか不安になってしまいますよね。
わからないところを親子で一緒に考えるのはとても有意義な時間ですが、
ネット依存に注意する必要がある
独学でプログラミングを学ぶ場合、ネット依存に注意する必要があることも忘れてはいけません。
プログラミングを学ぶには、タブレットやパソコンなどのデバイスを操作することになります。
必然的に、インターネットに触れる機会も増えるでしょう。
ネット上には魅力的なコンテンツがたくさんあるので、プログラミングを勉強するはずが、ちがうゲームアプリやSNSに没頭していた、なんてことも充分考えられます。
大人でもネットにはのめりこみやすいので、子どもならなおさらですよね…
小学生がプログラミングを独学で学ぶとどれくらいのスキルが身につく？
今回紹介した独学でのプログラミング学習では、小学生でもプログラミングの基本的な考え方は充分身につきます。
小学校ではプログラミング学習が必修化されていますが、授業で触れるような内容はカバーできるでしょう。
「もっと子どものプログラミングのスキルを伸ばしてあげたい！」と考えるのであれば、プログラミングスクールの利用も検討してみてください。
比較的月謝の安いプログラミング教室についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
子どもがプログラミングに興味を持ち始めたのなら、まずは独学でプログラミング学習を始めてみるのもひとつ。
参考書やプログラミングアプリ、学習サイト、動画サイトなどを上手に使えば、小学生でも独学でプログラミングの考え方を身につけることができます。
ツールによっては無料で使えるものもあるので、「できるだけ費用をかけたくない！」という方にとっても始めやすいですよね。
「プログラミングスクールに通わせるほどがわからない…」というご家庭は、まずは自宅でできる方法からプログラミング学習を始めてみてはいかがでしょうか。