・子どものプログラミング教室は意味ないって本当?
・本当に意味のあるプログラミング教室の選び方って?
・プログラミング教室は無料体験できる?
子どもにプログラミングを習わせようと考えている方の中には、
「プログラミングを習い事にしても意味ないからやめた方がいい!」と耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
ここで結論を述べてしまうと、子どものプログラミング教室は意味ないということは決してありません。
しかし、教室の選び方や子どもの性格次第では、プログラミングを習っても思ったような効果が得られないことも事実です。
せっかくプログラミングを習わせるのなら、本当に意味のあるプログラミング教室を選びたいですよね。
目次
子どものプログラミング教室は本当に意味がない?
結論からいうと、子どものプログラミング教室が意味がないということはありません。
プログラミング教室に通うことで、
・学校でのプログラミング教育の先取りができる
・論理的思考力が身につく
・将来の選択肢が広がる
など、さまざまなメリットが得られます。
物事を順序だてて考えるという論理的思考力は、算数や理科などほかの科目でも必要な力です。
実践的なプログラミングスキルを身につけることはもとより、
考え方の基礎を培うという点で、 プログラミング教室に通うことは大きな意味を持つのです。
「子どものプログラミング教室は意味ない!」といわれるのはなぜ?
プログラミング教室に通うことは前述したように多くのメリットがありますが、
一方で、「プログラミング教室に子どもを通わせたけどあまり意味がなかった…」と感じているパパやママもいるようです。
実際に私の周りでも、「プログラミングを習う意味がなさそうだったから辞めてしまった」という人もいました。
子どものプログラミング教室は意味がないといわれてしまうのには、次のような理由があります。
・効果を早く求めすぎているから
・費用が高いから
・教室のカリキュラムが子どもに合っていないから
それぞれ解説しますね。
結果を早く求めすぎているから
子どものプログラミング教室は意味がない、と考える人の中には、結果がすぐに表れると思っている方も少なくありません。
「プログラミング教室に通い始めたから、論理的に考えられるようになるはず」「プログラミングできるようになるはず」と、
早い段階で子どもの変化を求めてしまうのですね。
多くのプログラミング教室は楽しみながら学ぶことに重きをおいているので、
また、ピアノや水泳などの習い事とは異なり、成長が目に見えにくいという側面もあります。
しかし、確実にスキルや考え方は身についていくので、「意味がない」と見限ってしまうのはやっぱりもったいない…
子どもが楽しく通えているのなら大正解なのです。
費用が高いから
プログラミング教室の費用は月1万円~2万円が相場です。
講師の数やスクール数が少ないといった理由から、ほかの習い事と比べるとどうしても月謝が高くなってしまいます。
しかし、たとえ費用の高いスクールでも、カリキュラムの内容が伴っていれば充分意味はあります。
また、講師数やスクールの増加により、今後費用が安くなる可能性もありますし、
オンラインのプログラミング教室なら比較的安く習うことも可能です。
教室のカリキュラムが子どもに合っていないから
カリキュラムや受講内容が子どもに合っていないなら、プログラミングを習ってもあまり意味がありません。
いくら内容がよくても、子どもが興味を持てなければ身につくことはないからです。
やる気のないままプログラミング教室に通い続けても、得られるものは少ないのです。
子どもを伸ばすプログラミング教室の選び方!
プログラミングの習い事をより有意義なものにするには、子どもを伸ばすプログラミング教室を選ぶことが重要です。
スクールの選び方のポイントとなるのは、次の4つ。
・Scratch(スクラッチ)を採用している教室を選ぶ
・対象年齢が細かく設定されている教室を選ぶ
・子どもが興味のあるテーマから教室を選ぶ
・指導方法から教室を選ぶ
順番に詳しく見ていきましょう。
Scratch(スクラッチ)を採用している教室を選ぶ
プログラミング未経験の場合は、Scratch(スクラッチ)を採用している教室を選びましょう。
Scratchとは、マウスの操作だけでプログラムを組むことができる、子ども向けのプログラミングソフトです。
いわゆる、“ビジュアルプログラミング”というものですね。
命令の書かれたブロックを組み合わせ、画面上のキャラクターを動かすことができます。
キーボードを使えない子どもでもゲーム感覚でプログラミングの考え方を学ぶことができるので、
「プログラミングは楽しい!」というイメージを持ってもらえるでしょう。
未就学児や低学年の子ども向けには、「Viscuit(ビスケット)」や「Lightbot(ライトボット)」、「Scratch Jr(スクラッチジュニア)」といったツールもあります。
年齢の小さい子どもをプログラミング教室に通わせる場合は、こうしたツールの有無も確認してみましょう。
対象年齢が細かく設定されている教室を選ぶ
子どもが意欲的にプログラミングを学べるようにするには、対象年齢が区切られている教室を選ぶことも大切です。
プログラミング教室によっては、小学生~中学生といったように幅広く年齢を設定しているところもあります。
こうしたスクールでは、プログラミングの基礎的な知識を学べるものの、
結果として、プログラミングの習い事に興味をなくしてしまうのです。
子どものやる気を維持し、スキルを伸ばしていくには、
・幼児向け
・小学校低学年向け
・小学校中学年向け
・小学校高学年向け
・中学生向け
といったように、細かく対象年齢が設定されている教室の方がベター。
スクールによってカリキュラムごとの対象年齢の分け方はさまざまなので、事前にチェックしてみてください。
子どもが興味のあるテーマから教室を選ぶ
プログラミング教室では、プログラミングに関する基本的な知識を身につけたら、より実践的なカリキュラムにうつっていきます。
具体的に何を学ぶのか、そのテーマから教室を選ぶのもひとつの方法です。
プログラミング教室には、大きく分けて
・ロボット・ものづくりプログラミング教室
・ゲーム・アプリ開発プログラミング教室
の2つがあります。
レゴやブロック、工作が好きな子どもは、ロボットなどを扱うプログラミング教室との相性がよいでしょう。
ゲームが好きな子どもは、ゲームやアプリを開発する教室でならより意欲的に学ぶことができるはずです。
また、なかにはマインクラフトを扱う教室もあるので、マイクラユーザーならもっと楽しく学べることができそうですね。
プログラミング教室が何を扱っているか、各ホームページなどで確認してみてください。
指導方法から教室を選ぶ
教室がどのような指導方法を用意しているかも、プログラミング教室を選ぶ指標になります。
プログラミング教室には、
・個別指導
・グループ指導
・大人数指導
などの指導方法があります。
一人でコツコツとプログラミングを学びたい子や、少しシャイな子は、個別指導の方がリラックスして学べるでしょう。
反対に、友だちと協力して作業したい子やワイワイと楽しみたい子は、グループ指導が向いています。
また、競争心を持ってプログラミングを学んでいきたい子は、大人数指導でこそさらに伸びることが期待できます。
プログラミング教室選びで失敗しないためには、無料体験を利用しよう
プログラミング教室は決して意味がないということはありません。
プログラミングの習い事を始めさせたいけど、ネットで見ただけじゃどこが子どもに合うのかわからない…
そんな方は、プログラミング教室の無料体験を利用してみましょう。
ほとんどのプログラミング教室では、無料体験サービスを設けています。
どんなことが学べるのか、また、教室の雰囲気を体験できるので、
「いざ入会したけど思ってたのと違う…」なんてことも避けられるはず。
子どもの興味や適性を知る意味でも、まずは気軽に試してみてくださいね。
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