・子どものプログラミング教室選びで失敗したくない!
・カリキュラム?費用?何を重視するべき?
・子どもに合うプログラミング教室を見極めるには?
プログラミングが習い事として注目を集めるとともに、子ども向けのプログラミング教室の数も増えてきました。
ひと昔前までは、「通える範囲にひとつしかプログラミング教室がない」なんてことはザラでしたが、
今ではオンライン教室も普及し、たくさんの選択肢からプログラミング教室を選ぶことができます。
そこで新たな悩みとなるのが、どのプログラミング教室を選べばいいのかということ。
せっかく通うのだから、子どもが楽しく成長できるプログラミング教室を利用したいですよね。
プログラミング教室選びで悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。
目次
子ども向けプログラミング教室の数ってどれくらい?
今、日本に子ども向け(小学生向け)のプログラミング教室がいくつあるか知っていますか?
GMOメディア株式会社が行った「子ども向けプログラミング教育市場調査」によると、2021年6月時点での子ども向けプログラミング教室の数は、なんと10,900校。
2020年の6月には9,807校だったので、1年で約1,000校も増えていることになります。
(参考:子ども向けプログラミング教育市場調査)
2024年現在のプログラミング教室数に関するデータは見つけられませんでしたが、教室数はさらに増加し、1万校を大幅に超えているのは間違いなさそうです。
こんなにたくさんのプログラミング教室があると、どこを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
子ども向けプログラミング教室の選び方!見るべき5つのポイント
子ども向けのプログラミング教室を選ぶ際、見るべきポイントは次の5つです。
①カリキュラム
②受講スタイル
③指導方法
④授業料
⑤講師との相性
順番に見ていきましょう。
カリキュラム
まず確認したいのが、プログラミング教室でのカリキュラムについて。
プログラミング教室で思考力やスキルを伸ばすためには、なによりも子どもが楽しんで 取り組めることが大切です。
教室のカリキュラムが子どもの興味と異なっていたり、内容が難しすぎたり、あるいは簡単すぎたりすると、子どもがやる気をなくしてしまうことも。
具体的には、
・ゲームプログラミングとロボットプログラミングのどちらを学べるのか
・年齢やスキルごとに細かくコースが分けられているか
を確認してみてください。
途中でコース変更できるかどうかもチェックしておくといいでしょう。
また、できるだけ長くプログラミングを続けて欲しいと思うなら、中高生以降に向けたカリキュラムがあるかどうかも確認しておくと安心です。
H2:受講スタイル
受講スタイルも、プログラミング教室を選ぶ際の判断材料となります。
通学タイプの教室を利用するのか、オンライン教室を利用するのか、それぞれのメリット・デメリットを押さえたうえで、どちらが子どもに合っているのか考えてみてください。
通学教室 | オンライン教室 | |
メリット | ・わからないところを質問しやすい ・教室の設備を利用できる ・プログラミング教室での友達ができる | ・送迎や通学が必要ない ・時間の融通が利きやすい ・通学タイプの教室と比べると月謝が安い |
デメリット | ・通学時間や交通費がかかる ・比較的月謝が高い | ・講師とコミュニケーションがとりにくい場合がある ・集中力の続かない子だとむずかしい |
また、中には通学教室とオンライン教室のどちらでも開講しているプログラミング教室もあります。
後から別の受講スタイルに切り替える可能性も考えるなら、こうした教室を選ぶのもひとつです。
指導方法
プログラミング教室の指導方法としては、
・個別指導
・少人数制指導
・集団指導
の3つがあります。
こちらも子どもの性格やメリット・デメリットを考慮しながら選んでみましょう。
個別指導 | 少人数制指導 | 集団指導 | |
メリット | ・自分の理解度に合わせて学べる ・講師に相談や質問をしやすい | ・講師が一人ひとりの習熟度を把握できる ・グループで協力して課題に取り組むなかで、コミュニケーションスキルが育まれる | ・さまざまな考え方や発想に触れ、視野を広げられる ・比較的価格が安い |
デメリット | ・授業料が高め | ・同じグループの生徒と相性がよくないと通いづらくなる | ・細やかな指導が受けられない場合がある |
向いている子ども | ・一人で集中して学びたい ・じっくり丁寧に教えて欲しい | ・友達と関わりながら学びたい ・講師とのやり取りもしやすい人数がいい | ・講師とマンツーマンより、大人数の方が安心できる ・人数が多くても集中して学べる |
というのも、プログラミングはほかの教科と異なり、ひとつの問題に対して答えがひとつとは限らないから。
大勢いる生徒一人ひとりの考え方にフィーチャーした指導をするのはむずかしく、集団でのレッスンには向いていないのです。
個別指導や少人数制指導の方が、プログラミングの楽しさをもっと実感できるはずです。
授業料
授業料がいくらかかるかも、親としては気になるところです。
プログラミング教室の月謝の相場は、1万円~2万円です。
レッスンの回数やカリキュラムと授業料の兼ね合いを考えながら、無理なく通える教室を選びましょう。
講師との相性
プログラミングのスキルを伸ばしていくためには、講師との相性も軽視できません。
例えば、
・とにかく楽しくレッスンを進める講師
・知識や経験が豊富で、ストイックに教えてくれる講師
・ほめて伸ばすのが得意な講師
など、講師のスタンスもさまざまですよね。
どれがいい、ということではなく、大切なのは子どもに合っているかということ。
ただし、講師との相性は、実際に通ってみるまで判断しにくいというネックもあります。
プログラミング教室のスタンスを事前に確認したり、途中で講師を変更できるか問い合わせたりしておきましょう。
プログラミング教室選びで失敗しないためのコツ
プログラミング教室選びのポイントを紹介しましたが、
それでも教室選びを失敗しないか心配…
という方もいますよね。
プログラミング教室選びで失敗しないためのコツについても押さえておきましょう。
口コミを参考にする
まずひとつのコツが、口コミを参考にするということ。
実際にプログラミング教室を利用している人の声は、やはり参考になります。
「こんなところがよかった」「ここに不満がある」など、リアルな声を聞けるので、公式サイトからだけではわからない情報も得られるはずです。
また、同じ運営でも、それぞれの教室によって講師の質や教室の雰囲気に違いがあることも。
実際に通うことを検討している教室の口コミをチェックしてみてください。
無料体験を利用する
どんなプログラミング教室が知るためには、実際に体験してみるのが一番です。
ほかの習い事と同じように、プログラミング教室にも無料体験があります。
子どもが楽しんで取り組めそうか、教室の雰囲気はどうかなどを体験できるので、いざ習い始めてから「思ってたのと違う…」なんてことも避けられるはず。
気になるプログラミング教室があるのなら、いくつか無料体験してみて、いちばん合うところを探してみてください。
まとめ
子ども向けのプログラミング教室を選ぶ際に見るべきポイントとなるのは、
①カリキュラム
②受講スタイル
③指導方法
④授業料
⑤講師との相性
などです。
子どもが本当に成長できるプログラミング教室を選ぶためにも、目的に合った教室、無理なく通える教室、楽しく学べる教室を選びましょう。
また、プログラミング教室選びに失敗しないために、口コミや無料体験も活用してみてくださいね。