・小学生におすすめのプログラミング無料アプリが知りたい!
・プログラミングアプリはたくさんあるけどどれが人気なの?
・無料のアプリでもプログラミングスキルは身につく?
子どものプログラミング学習を始めようと思ったとき、無料アプリはとても手軽な方法ですよね。
インストールするだけで手間もありませんし、なにより費用がかからないのは家計にも嬉しいところ。
しかし、プログラミングアプリはたくさんリリースされているので、「どれを選んだらいいかわからない…!」という方も多いのではないでしょうか。
自宅で気軽にプログラミングを始めさせたい!という方は、参考にしてみてくださいね。
目次
小学生向けの無料プログラミングアプリ6選!
無料でプレイできる小学生向けのプログラミングアプリ、おすすめを6つピックアップしてみました。
対象年齢 | 難易度 | おすすめポイント | |
Scratch | 8歳~16歳 | ★ | 子ども向けプログラミングアプリの王道! |
Viscuit | 4歳~ | ★ | 自分で描いたイラストをプログラミングで動かせる |
プログラミングゼミ | 小学校低学年~ | ★★ | 複数のモードがあり飽きずに遊びながら学べる |
エムセップクエスト | 小学校低学年~ | ★★ | RPG好きに!物語型のプログラミングゲーム |
トライビットロジック | 小学校中学年~ | ★★★ | プログラミングの論理演算が楽しく学べる |
Swift Playgrounds | 小学校中学年~ | ★★★ | テキストプログラミングが学べるApple社提供アプリ |
それぞれ詳しく紹介します!
Scratch
子ども向けの無料プログラミングアプリの王道ともいえるのが、Scratch(スクラッチ)です。
Scratchをカスタマイズした学習ツールを使用しているプログラミングスクールも多く、また、小学校での授業にもScratchが用いられています。
内容は、直感的に操作できるビジュアルプログラミング。
作った作品は共有できるので、他のユーザーの作品を見ながらモチベーションを高めることもできますよ。
どのプログラミングアプリがいいか迷ったら、まずはScratchから始めれば間違いありません。
なお、「Scratch Jr.」というさらに易しいアプリもあるので、未就学児はこちらから始めてみるのもおすすめです。
Viscuit
Viscuit(ビスケット)は、自分で描いたイラストにプログラミングで動きをつけるアプリです。
難易度としてはScratchより簡単で、ビジュアルプログラミングによくみられる、いわゆる「命令ブロック」はありません。
自分で描いたイラストをディスプレイに配置しながら、ゲームやアニメーションを作っていきます。
公式サイトが「プログラミングは粘土のよう」とあらわしているように、シンプルながらまるで粘土で遊んでいるように自由に楽しめるんですね。
絵を描くことが好きな子どもや、自分が作ったキャラクターを動かしたい子どもは、夢中になって取り組めるはず。
こちらも、オンライン上で作った作品を共有することができますよ。
プログラミングゼミ
プログラミングゼミは、さまざまな命令ブロックを組み合わせながらキャラクターを動かして遊ぶアプリです。
「パズル」モードでは、ブロックを組み合わせてキャラクターを動かし、ドラゴンや岩などの障害物を避けながらゴールを目指します。
キャラクターのデザインがかわいく、男女ともに夢中になれそうです。
プログラミングゼミでの遊び方はほかにもさまざま。
・「あたらしくつくる」モード…自分で描いた絵や写真をブロックの指示で動かす
・「あつめよう」モード…プログラミングの基礎を学びながら宝石をあつめる
・「くみたてよう」モード…ブロックを組み合わせて複雑な動きをつくる
レクチャー動画つきで、「どうしたらいいかわからない…」なんてこともありません。
作った作品はアプリ上で共有できるので、モチベーションもあがりますよ。
エムセップクエスト
物語を進めながらプログラミングを学んでいけるのが、エムセップクエストです。
エムセップクエストに登場するのは、十二支をモチーフにしたキャラクター。
それぞれのキャラが「くり返し」や「条件分岐」、「変数」などの特技を持っており、特技を活かしてパズルを解くことで、プログラミングの考え方を学んでいきます。
RPGなどが好きな子どもは夢中になって取り組めるはず。
ストーリーモードでプログラミングの基本を学んだあとは、バトルモードにも挑戦できます。
親子やきょうだいでスコアを競いながら、楽しくプログラミングスキルを磨けそうですね。
トライビットロジック
単なるビジュアルプログラミングじゃ物足りない…という子どもにおすすめなのが、トライビットロジックです。
トライビットロジックは、プログラミングで用いられる計算方法、論理演算を学べるパズルゲームアプリです。
論理演算とは、ある事象が正しいか正しくないかを判断する演算のことです。
「ビットロボというキャラクターの中に虫(バグ)が入り込み、悪さをしている。バグを論理演算の原理で消滅させよう」という設定になっています。
バグにはスイッチ(ビット)があり、このビットを「1111」か「0000」にそろえることで倒すことができます。
ビットをそろえるために、「OR」や「NOT」といった論理回路を組み合わせていくんですね。
なんだか専門的でむずかしそう…と思いますよね。
クリアするには正確に計算する必要があるので、自然と情報処理能力が鍛えられていきますよ。
Swift Playgrounds
もっと発展したプログラミングに挑戦したい!
そんな場合は、 Swift Playgrounds(スウィフトプレイグラウンド)をプレイしてみてはいかがでしょうか。
Swift Playgroundsは、テキストコーティングが体験できるアプリです。
「コードを学ぼう1」は、テキストプログラミング初心者を想定して作られたカリキュラムなので、はじめてでも心配ありません。
キャラクターを指示されたとおりに動かすにはどのコードを使えばいいのか、解説をもとに楽しみながら学んでいきます。
ほかにも、ゲームや音楽を作るコースがあり、プログラミングの基本をさまざまな角度から身につけることができます。
Apple社が提供するアプリだけあって、グラフィックや音楽の美しさも魅力的。
小学生が無料アプリでプログラミングを学ぶメリットって?
小学生が無料アプリでプログラミングを学ぶことには、次のようなメリットがあります。
・費用がかからない
・プログラミングに触れるきっかけになる
・いつでも学べる
順番にみていきましょう。
費用がかからない
小学生が無料アプリでプログラミングを学ぶ大きなメリットが、やはり費用がかからないということ。
できるだけ家計に負担をかけずにプログラミングの勉強をさせたいというご家庭にとって、無料アプリは強い味方ですよね。
始めるときも、アプリをインストールするだけなので、手間もありません。
プログラミングに触れるきっかけになる
無料アプリは、子どもがプログラミングに触れるきっかけにもなります。
子ども向けのプログラミングアプリの内容は、ゲームのようなもの。
ブロックでプログラムを組んでキャラクターを動かしたり、プログラミングでアプリの世界を替えたりといったものですね。
「プログラミングに興味があるからやってみたい!」という子どもはもちろん、「プログラミングってなに?」という子どももゲーム感覚でプログラミングの考え方を身につけていけます。
いつでも学べる
プログラミングの無料アプリは、いつでも学べるのもメリットです。
ごはんができるのを待つ間に、宿題が終わってからそのまま、寝る前に少しだけと、子どものスケジュールややる気に合わせてプログラミングに触れることができます。
また、ネット環境さえあればどこでもできるので、移動時間や待ち時間に気軽にプレイできるのもポイント。
忙しい小学生でも、すきま時間でプログラミング学習できちゃいます。
小学生はプログラミングの無料アプリでどこまで学べる?
お金をかけずに楽しく学べるプログラミングの無料アプリは、小学生のプログラミング学習に最適に思えますよね。
しかし、注意しておきたいことがひとつ。
それは、無料アプリだけでは学べる範囲には限界があるということ。
無料アプリはあくまでもプログラミング初心者に向けた内容になっていますので、もっとしっかり学びたいと思うのなら、有料版に切り替えたり、プログラミングスクールの利用を検討してみてもよいでしょう。
無料アプリは、プログラミング学習の導入的な位置づけとして考えてみてくださいね。
まとめ
プログラミングの無料アプリは、コストをかけずにプログラミング学習を始めたい家庭にとって強い味方です。
アプリによって内容も異なるので、子どもの年齢や興味、習熟度に合わせて、ぴったりのものを探してみてください。
プログラミングの無料アプリで基本的な考え方を身につけることができれば、本格的にプログラミングを学ぼうと思ったときもスムーズに始められるはずですよ。