STEAM教育とプログラミング教育の関係は?STEAM教育を取り入れたスクールもある?

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STEAM教育って何?プログラミング教育との関係は? 
なんのためにSTEAM教育が必要なの? 
STEAM教育を取り入れたプログラミングスクールってある? 

プログラミング教育と並んで、「STEAM教育」という言葉も聞かれるようになってきました。 

STEAM教育はこれからの時代に向けた新しい教育概念であることはなんとなくイメージできるものの、「具体的にどんな教育なんだろう?」という方も多いはず。 

また、プログラミング教育との関連も気になりますよね。 

今回は、STEMA教育とはどういったものなのかプログラミング教育とはどう違うのかについて解説していきます。 
STEAM教育を取り入れたプログラミング教室についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。 

STEAM教育とは 

まず、STEAM教育とはいったい何なのか、確認していきましょう。 

STEAM教育とは、 

・科学(Science) 
・技術(Technology) 
・工学(Engineering) 
・芸術(Art) 
・数学(Mathematics) 

の5つの領域を横断して学び、問題発見・解決の手段を身につけようとする教育概念です。 

もともとは「STEM教育」として、理数系の分野を総合的に学ぶ教育手法とされてきましたが、 

芸術分野などの創造的な教育である「Art」が加わり、「STEAM教育」となりました。 

STEAM教育の目的って? 

そもそも、どうしてSTEAM教育が注目され始めたの?

STEAM教育が提唱されるようになった背景には、時代の急速な移り変わりがあります。 

科学やテクノロジーの発展により、世界経済や国際情勢は大きく変化しました。 

目まぐるしく移り変わる世界で活躍できる人材を育成することは、国としてのひとつの課題でもあります。 

【これからの社会で求められる人材】 
・国際社会で活躍できる人材 
・AI技術が発展した社会でも生き抜ける人材 
・文系理系の垣根を越えて総合的に問題を解決解決できる人材 

さまざまな社会問題に対して柔軟な発想と創造力を持って立ち向かえる人材を育てるために、STEAM教育という手法が注目され始めたのです。 

特に日本では、今ある仕事の約50%が将来的にAIに代替されるともいわれています。 

そんな中でも、AIでは担うことのできないとされるのが、創造性やホスピタリティを要する仕事です。 

子どもたちが大人になったとき、AIやロボットでは敵わない活躍ができる人材になるためにも、STEAM教育で創造力や思考力などのスキルを育むことが求められるのです。 

STEAM教育とプログラミング教育の関係 

結論からいってしまうと、プログラミング教育はSTEAM教育のひとつの項目となります。 

「STEAM」の「T=Technology:技術」や「E=Engineering :工学」にあたる部分ですね。 

STEAM教育は、問題を自ら見つけ、クリエイティブな方法で解決を図る力を養うことを目的としています。 

一方でプログラミング教育の目的は、ITに関する知識やスキルを身につけることとともに、論理的思考力を育むことにあります。 

論理的思考力…ものごとを筋道立てて考え、問題の解決を目指す力 

創造性や問題解決力を育むことを目的とするSTEAM教育において、論理的思考力を身につけるプログラミング教育は重要なカリキュラムなのです。 

STEAM教育の取り組み方って? 

2021年7月、文部科学省が「STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進」を発表しました。 

日本の教育現場でもSTEAM教育は重視され始めていますし、実際にプログラミング教育の必修化も始まっていますが、まだ充分ではないのが実際のところです。 

子どもの教育にSTEAM教育を取り入れるには、どうしたらよいのでしょうか。 

・家庭での遊びを発展させる 
・STEAM教育を学べる教材を利用する 
・ STEAM教育を取り入れたプログラミング教室を利用する 

これら3つの方法についてみていきましょう。 

家庭での遊びを発展させる 

いちばん簡単な方法が、家庭での遊びを発展させるというもの。 

STEAM教育と聞くとかまえてしまいがちですが、むずかしく考える必要はありません。 

例えば、 

・廃材でピタゴラスイッチのような装置を作る 
・オリジナルの物語を作って紙芝居にする 
・お題に沿って関連する言葉を出し合う 

というのもSTEAM教育のひとつです。 

ピタゴラ装置作りでは、試行錯誤する中で問題を解決しようとする力や創造力が育まれますし、オリジナルストーリーを作る遊びでも物事を筋道立てて考える力や創造性が養われます。 

お題に沿って関連する言葉を出し合うゲーム(お題が「海の生き物」なら魚、イルカ、貝…など)では、物事の関連性を考えることができたり、語彙力を鍛えられたりします。 

子どもの好奇心や探求心を刺激するような遊びで、考える力や創造力を育んであげましょう。 

STEAM教育を学べる教材を利用する 

近年はSTEAM教育を学べる教材も充実しています。 

自宅で学べるものなら、空き時間に遊び感覚で取り組めるため、取り組みやすいでしょう。 

おすすめなのが、STEAM通信教育「WONDERBOX(ワンダーボックス」。 


毎月更新されるアプリ教材と、毎月自宅に届くキット教材で、デジタルとアナログの両面からSTEAM教育に触れることができます。 

出典:ワンダーボックス公式サイト

例えばこちらは、アクリルスタンドと紙を使ってさまざまなミッションに挑戦するキット教材。 

水に浮くものを作ったり、高く安定したタワーを作ったりなど、試行錯誤するなかで考える力や知的好奇心を育んでいきます。 

アプリやキットは子どもの年齢やレベルに応じて難易度もさまざまなので、飽きずに取り組めるはずです。 

子どもの好奇心を引き出す教材設計やデザインは、グッドデザイン賞など数多くの賞を受賞しています。

無料体験教材を利用すれば、子どもが楽しく取り組めそうかも判断できますよ。 

STEAM教育を取り入れたプログラミング教室を利用する 

子ども向けのプログラミング教室の中には、STEAM教育を取り入れているところもあります。 

日本初のSTEAM教育&プログラミングスクールが、STEMON(ステモン)です。 

STEMONでは、身近なモノをテーマにしたものづくりを通して、STEAM教育に対する興味や好奇心を養います。 

「知る、作る、試す」の繰り返しで、子どもが自ら課題を見つけ、自分なりの答えを創造する力を育んでいくのです。 

STEAM教育もプログラミングも興味があるというご家庭にはぴったりですね。

また、先にも述べましたが、プログラミング教育はSTEAM教育の一項目ともいえます。 

「近くにSTEAM教育を取り入れたプログラミング教室がない!」という方は、単純にプログラミング教室に通うことでも、STEAM教育のひとつとなりえますよ。 

まとめ 

STEAM教育とは、科学、技術、工学、芸術、数学の5つの領域を横断して学び、問題発見・解決の手段を身につけようとする教育概念です。 

一方、プログラミング教育は、ITに関する知識やスキルを身につけるなかで、論理的思考力を育もうとする教育です。 

両者は似ているようで微妙な違いがありますが、子どもの考える力や創造力を伸ばすという点では共通しています。 

今後ますますテクノロジーが発展する社会において、STEAM教育やプログラミング教育はもっと重視されるはず。 

いちはやくSTEAM教育を取り入れたいという方は、自宅での遊びを工夫したり、プログラミング教室に通ったりするなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか。 

hinako

hinako

6歳と3歳の姉妹を育てる30代ママ。
プログラミングに興味を持ち始めた子どもたちのために、
プログラミング教育に関する情報を収集しています。

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